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『根津の根付屋ご挨拶』
このたびは、当ウェブサイトへお越し下さいまして、誠に有難うございます。
私共『根津の根付屋』は、「現代作家の根付」を扱うウェブサイトでございます。
 「根付の現代作家?今の世に根付師なんているの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。根付には、おおまかに「骨董の根付(古根付)」と「現代作家の根付」の二種類がございまして、「根付!」とぱっと耳にはいりますと、皆様江戸時代に作られたような「古根付」をイメージされることのほうが多いと思います。しかしながら、「根付」の奥深い世界に魅せられて、「根付」を作るようになった現代作家さんも、数多くいらっしゃいます。また、江戸の昔からの伝統を大切に受け継いできた方々も、少ないながらもおられ、総勢100人以上の作家が、根付制作に日々励んでおられるのではないでしょうか。
 江戸の昔から愛されてきた「根付」という日本独特の彫刻の世界。それを「今」に受け継ぐ、現代の根付作家の作品を広く御紹介していきたいと願っております。

 江戸時代、根付の文化が最盛期を迎えた頃、人々の暮らしの中で、「根付」とはどんな存在だっただろう?と想像してみることがあります。なかなか今の世で、比べてみる物もありませんが、実用品であることや、お洒落のアイテムでもあり、価格も千差万別ある・・。要素としては、今の「腕時計」に近いのでは?と思います。「腕時計」には、世界の名工が作った物や、あるいは希少価値のある物、有名デザイナーのデザインした物など、とても高価な物から、極々簡単な安価な物まで、様々な物がございます。ただ使えれば良いという方から、やっぱりお洒落に格好良く!という方まで、皆さんいろいろな使い方をなさっておられる事でしょう。
 江戸時代の根付も、まさにそんな感じだったのではないでしょうか?多様な「根付」に、多様な需要があった事と想像されます。
 現代においても、気軽に携帯出来るような日常使いの根付から極上の逸品まで、もっと様々な物があったなら、更に楽しみも増えるというものです。
 私共「根津の根付屋」では、今の世に、そういった多様な「根付」の世界を復活させたいとの思いで、活動していきたいと考えております。摩訶不思議で多種多様な根付が、お洒落で楽しいアイテムとして、再び多くの人々に愛される事を願ってやみません。美術品としての技を尽くした根付も素晴らしい物ですが、実用品としての要素を満たしたシンプルなデザインの根付の愛らしさも、また格別です。「ころり!」としていて可愛らしい!そういう根付の原点に帰ったような物も、大切にしていきたいのです。
 
 当ウェブサイト「根津の根付屋」のサブタイトルは、〜Nezu School of Netsuke〜と致しました。直訳すると、〜根津派〜という言葉になりますが、意欲的な作家が集まり、いつの日か、現代の新しい「根付の流れ」のようなものが見えてくれば!という願いを込めさせて頂きました。
 根付愛好家の皆様から初めて根付に触れるという方々まで、広くたくさんのお客様の御支持を得られるよう、作家共々、精進して参りたいと考えております。どうぞ、末永く宜しくお願い申し上げる次第でございます。
※「根津の根付屋」は、根津のギャラリー花影抄(はなかげしょう)が運営しております。
 地下鉄千代田線 根津駅から1分のところに小さな店を構えております。根付は、実際に手にとって見て、本当の良さは初めて伝わります。是非、お気軽にお店にもお立ち寄り下さい。
ギャラリー花影抄 http://www.hanakagesho.com